「立っているだけで腰がつらい…」
「長時間座っていると、腰の下あたりがズーンと重くなる」
「仰向けで寝ると腰が浮いている気がする」
もしそんなお悩みがあるなら、それは“反り腰”が原因かもしれません。
反り腰とは?
反り腰とは、骨盤が前に傾いてしまい、腰のカーブ(腰椎前弯)が過度に強くなっている状態です。
見た目としては、お尻が突き出てお腹が前に出ているように見えるのが特徴です。
この姿勢は、背骨全体のバランスを崩し腰痛の原因となります。
なぜ反り腰が痛みにつながるの?
腰椎や周囲の筋肉・神経に負担をかけてしまうため、腰痛の原因になりやすいのです。
・慢性的に炎症や変性が生じやすくなる
・発痛物質が蓄積
・本来の組織損傷が治っても、脳が過敏に反応して痛みを感じ続ける
といった、複雑な問題が起きてきます。
なぜ反り腰になるの?
次のような複合的要因が組み合わさって起こります。
1. インナーマッスルの弱化
長時間の座位や歩行不足により、インナーマッスルの機能低下や弱化が起こります。その影響で、体幹の安定性が失われ、骨盤を正しい位置に保てなくなる
2.筋肉の過活動
インナーマッスルの機能低下、弱化が起きると、別の筋肉が体幹を後ろから支えます。
その代償として、これらの筋肉が緊張し続ける
3. 神経制御の不均衡
神経感覚の不正確さにより、身体の軸や重心感覚がズレる
正しい身体の中心軸を認識できなくなると、常に腰を反った姿勢を繰り返してしまう
4. 妊娠・産後・女性ホルモンの影響
・妊娠中の重心の変化により、反り腰姿勢が定着
・リラキシンなどホルモンの影響で関節が不安定になり、筋肉による代償が起こる
・産後はインナーマッスルの機能が低下しやすく、腹圧コントロールが不十分に
5.生活習慣
ヒールや合わない靴の常用座り方の影響なども影響します。
これらの習慣が積み重なることで、徐々に反り腰となり、慢性的な腰痛へとつながっていきます。
反り腰チェックしてみましょう
今すぐできるチェック方法があります。
壁立ちチェック:壁に背中をつけて立ちます(かかと・お尻・肩・後頭部を壁に付ける)
腰の後ろに手を差し込んでみてください
→ 手がスッポリ入ってしまう方は要注意!
正常なカーブよりも腰が反っているサインです。
※以前の記事で、詳しく紹介していますのでチェックしてみてください
放っておくとどうなるの?
反り腰を放置すると…
◆慢性的な腰痛・坐骨神経痛
◆股関節や膝の痛み
◆首こり・肩こり・頭痛
◆睡眠中の腰の違和感・寝起きの痛み
など、全身に悪影響が広がっていくことがあります。
また「歳のせいかな…」「自分は反り腰タイプだから…」と諦めてしまう方もいます。
原因を知り、正しく整えれば改善は可能です。
てあつい整体院の反り腰アプローチ
てあつい整体院では、「脳神経×歪み×筋肉」という独自の視点から反り腰にアプローチします。
◆トムソンベッドを使った骨盤矯正
◆インナーマッスルの再構築(EMS・楽トレ)
◆神経の興奮を落ち着かせるハイボルト療法
◆眼球運動・前庭アプローチによる脳神経系の再活性
◆筋肉、筋膜へのアプローチ
一人ひとりの状態を見極め、原因を特定し、根本改善を目指します。
その腰痛、我慢しないで!まずはお気軽にご相談ください。