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腰痛と姿勢の関係

腰痛と姿勢の関係性!解説します!

「マッサージしてもすぐ戻る」「座り仕事の後に腰が重い」「立ち上がりでズキッと来る」——そんな慢性的な腰の不調、姿勢が“原因のひとつ”になっている可能性があります。


1.次の項目に当てはまるものはありますか?

  • デスクワーク後、腰が重だるい/背中が張る
  • 立ち上がりや歩き始めで「ズキッ」と痛む
  • 目が疲れると肩こりや腰の張りも悪化する
  • 気づくと猫背や“前のめり”になっている
  • 長時間の立ちっぱなし・歩きっぱなしがつらい/ふらつきやすい

1つでも当てはまるなら、姿勢システムのどこかが偏っているサインかもしれません。


2.「悪い姿勢なぜ起きる?」——姿勢が腰に影響するメカニズム

① 荷重の偏り

同じ姿勢の積み重ねで、特定部位(椎間板・椎間関節・筋膜など)に負担が集中。
結果、腰部の組織が過敏/硬くなり、痛みや重さにつながります。

② 呼吸と体幹の働き低下

浅い呼吸になると、横隔膜・腹横筋・骨盤底筋の協調が乱れ、腰まわりが過緊張に。
体幹の“内側のコルセット”が使いづらくなり、腰に頼る動きが増えます。

③ 動きのバリエーション不足

「いつも同じ姿勢・同じ動き」で体の使い方が固定化。
バリエーションが増えるほど負担は分散されますが、減るほど1点に集中します。

+1.感覚の使い方(視覚 × 前庭 × 首の位置センサー)

  • 視覚(目):低い画面やうつむき作業は前のめりスイッチ。頭が前に出て背中~腰が硬くなりやすい。
  • 前庭(平衡感覚):耳の奥の“ジャイロ”が頭の揺れと重力を検出。弱ると、立ちっぱなし・歩行時の体幹の自動安定が苦手に。
  • 頸部固有感覚:首の“位置センサー”が鈍ると、頭—体幹—骨盤の並びが乱れ、全身の姿勢制御が不安定に。

よくある誤解
・「猫背=必ず腰痛」ではない/「常に背筋ピン」もNG。
・ストレッチだけ、筋トレだけ、でも不十分。
・“姿勢”は筋・関節だけでなく、感覚システムも含めて考えると解決が近づきます。


3.「どう解決する?」——リセット → 学習 → 定着の3フェーズ

フェーズ1:リセット(余計な緊張を抜く)

  • 生活リセット:スマホやパソコンの場合、目線の高さにモニター、30〜40cmの距離。30分ごとに20秒“遠くを見る”。
  • 姿勢リセット:椅子の座面深く座り、坐骨で座る→1時間に1回、立って背伸び。

フェーズ2:学習(使えていない機能を再起動)

  • 前庭ドリル:足を肩幅、目線は遠く、ゆっくり首を左右に回す/上下に動かす(各10回)。
  • 首の位置センサー:軽い顎引き&うなずきで後頭部を天井に伸ばす意識(10回)。
  • 体幹スイッチ:息を吐き切り、お腹の奥(腹横筋)に軽く“へこみ”を感じたまま10秒キープ×5。

フェーズ3:定着(日常に落とし込む)

  • 動きのバリエーション:同じ姿勢60分以上を避ける/昼に“歩く・ひねる・伸ばす”を各1分。
  • 環境づくり:ノートPCは台で目線を上げる/リュックで片側肩がけを減らす。
  • 睡眠・水分:睡眠7時間目標/こまめに水分補給で筋膜の滑走を保つ。

てあつい整体院のサポート
・姿勢・神経チェック(問題のある部分を見極め、施術を行います)
・骨盤・胸郭のコンディショニング、筋膜アプローチ
・体幹の協調性を高めるエクササイズ指導
・生活環境(デスク・枕・バッグ)のアドバイス
※症状や生活背景に合わせて行います


4.行動すると得られること

  • 朝の立ち上がりや歩き始めの“ズキッ”が減って、1日のスタートが軽い
  • 深い呼吸が入り、体幹が働きやすくなる→疲れにくい体へ
  • 長時間のデスクワーク後でも、腰・背中の張りが溜まりにくい
  • 立ちっぱなし・歩きっぱなしでも体幹が自動で安定しやすい
  • 姿勢のセルフコントロールが身につき、再発しにくい

5.おわりに

腰痛と姿勢の関係は、筋・関節だけでなく感覚システムまで含めてみると、対処の道筋がクリアになります。
私たちがあなたの生活に合わせて施術、お手伝いをします。

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