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脳と筋膜からみる腰痛治療

筋膜から変わる、あなたの腰痛──“感覚と動き”をつなぐ調和の膜

こんにちは。てあつい整体院の佐伯です(柔道整復師・国家資格保有)

「デスクワークで腰が重い…」
「朝起きたとき、腰が伸びにくい」
「マッサージを受けても、すぐ戻ってしまう」

そんな腰痛で悩んでいませんか?
実はその痛みの原因は、筋肉や骨だけでなく、筋膜(きんまく)という組織の乱れにあるかもしれません。

筋膜とは──“感覚と動き”をつなぐ調和の膜

筋膜は、筋肉・神経・血管・臓器など全身のあらゆる組織を包み込み、ひとつにつなぐ膜状のネットワークです。


この膜がスムーズに滑ることで、身体はしなやかに動き、姿勢を保ち、力を伝え合うことができます。

つまり筋膜は、単なる構造物ではなく、感覚と動きをつなぐ“調和の膜”。 そのバランスが崩れると、腰の痛みや張り、姿勢の歪みが現れるのです。

なぜ筋膜の乱れが腰痛を引き起こすのか?

長時間の座位姿勢、ストレス、運動不足、または使いすぎによって、筋膜の中に含まれるヒアルロン酸が濃縮し、粘り気を帯びます。


すると筋膜同士が“くっついた”ようになり、滑りが悪くなります。

これが筋膜の滑走不全と呼ばれる状態です。
滑走不全が起こると、筋肉がスムーズに動かず、結果として腰に余計な負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こします。

筋膜と神経──痛みを感じるセンサーの関係

近年の研究で、深筋膜の中には自由神経終末・ルフィニ小体・パチニ小体といった感覚受容器が多く存在することが分かっています。


これらは、姿勢や圧力、動き、痛みなどを感知し、脳に情報を送る“センサー”のような存在です。

つまり、筋膜の状態が乱れると、神経が過敏になり、腰痛を“強く感じる”ようになってしまうのです。


筋膜を整えることで、神経の感受性をリセットし、痛みの感じ方そのものを変えることが可能になります。

てあつい整体院の筋膜アプローチ

てあつい整体院では、国際的な筋膜理論をベースに、
深筋膜・ヒアルロン酸・感覚受容器の働きを最適化する施術を行っています。

単に「ほぐす」ではなく、神経の働きを整え、身体が再び正しく動けるように学び直す
痛みの根本を変えるための“再教育型の整体”です。

筋膜が整うと、腰は軽く、動きはしなやかに

筋膜がスムーズに滑走することで、全身の張力バランスが整い、
立ち上がる・歩く・前屈するなどの動作がスムーズになります。
「腰が軽くなった」「まっすぐ立てるようになった」といった変化を感じる方も多くおられます。

それは、単なる“痛みの軽減”ではなく、身体の調和が戻った証です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
てあつい整体院では、神経学や解剖学に基づいた施術を行っています。
不調の背景は単純ではなく、生活習慣や体質、脳神経・筋膜・骨格・ホルモンなどが複雑に関係しています。

だからこそ私たちは、評価 → 施術 → 再評価を重ね、リセット → 学習 → 定着のプロセスを大切にしています。
その積み重ねを通じて「心身の変化」を実感し、あなたらしい日常を取り戻していただけるようサポートいたします。

※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。