こんにちは。てあつい整体院の三宅です(鍼灸師・国家資格保有)。
当院では、慢性的な腰痛やギックリ腰、坐骨神経痛などに対して、鍼灸(しんきゅう)治療を取り入れています。 「鍼は痛そう」「安全なの?」と不安に感じる方も多いと思いますが、実際には非常に細い鍼を使用し、体への刺激はとても繊細です。 ここでは、鍼治療に関するよくある質問にお答えしながら、腰痛改善における鍼の効果を解説します。
鍼は痛くないですか?
ご安心ください。施術に使用する鍼は、髪の毛ほどの細さ(0.14〜0.20mm程度)で、刺入時の痛みはほとんどありません。 また、すべての鍼は エチレンオキサイドガス滅菌済み・使い捨て(ディスポーザブル) を使用していますので、感染の心配もなく安心・安全です。
鍼が身体に入ることで、筋肉の緊張を和らげたり、血流を促進したり、自律神経を整える働きが期待できます。特に慢性腰痛では「筋肉の過緊張」「神経の誤作動」が関係しており、鍼による微細な刺激が神経の働きを整え、深層の筋緊張を緩和します。
鍼灸は健康保険が使えますか?
以下の疾患については、医師の同意書があれば健康保険の適用が可能です(有効期限は6か月)。
- 神経痛(例:坐骨神経痛など)
- リウマチ(急性・慢性で関節が腫れて痛むもの)
- 腰痛症(慢性腰痛・ギックリ腰など)
- 五十肩(肩の関節が痛く腕が挙がらないもの)
- 頸腕症候群(首から肩・腕にかけてしびれや痛みがあるもの)
- 頚椎捻挫後遺症(むち打ち症など)
- その他これらに類似する疾患
※保険適用には医師の同意書(診断書)が必要です。 詳しい手続きや流れについては、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
なお、同一傷病で医療機関に通院中の場合は、鍼灸の保険併用はできませんのでご注意ください。
妊娠中に鍼灸を受けても大丈夫ですか?
鍼灸は母体や胎児への副作用がほとんどなく、安全性の高い施術とされています。 妊娠中の方や投薬治療ができない方にも適しており、つわりや腰の張り、むくみなどが軽減する例もあります。
ただし、施術を受ける際は必ず妊娠中であることをお伝えください。状態に合わせて刺激量や施術部位を調整します。
施術後に運動しても大丈夫ですか?
施術後は血流が促進され、身体が回復モードに入ります。 このタイミングで強い運動を行うと、疲労感が強まったり、せっかくの治療効果が一時的に薄れる場合があります。 そのため、施術当日はできるだけ安静に過ごすことをおすすめしています。
また、痛みが軽くなったことで動きすぎてしまい、かえって再び痛みが出る「好転反応」もみられる場合があります。 体が慣れるまで、軽めのストレッチやウォーキング程度にとどめておきましょう。
生理中でも鍼を受けられますか?
生理中でも問題なく施術を受けることができます。 むしろ、鍼によって骨盤内の血流が促進され、生理痛が軽くなるという症例もあります。
ただし、体調に不安がある場合や、出血量・貧血などが気になる場合は、施術前にスタッフへご相談ください。
まとめ──身体の声を整える“神経への鍼刺激”
腰痛の原因は、筋肉や骨格だけでなく「神経の働きの乱れ」によることも少なくありません。 鍼刺激は、その神経系のバランスを整えることで、筋肉・血流・姿勢・自律神経にまで良い影響を与えます。
てあつい整体院では、国家資格保有者が一人ひとりの状態を丁寧に評価し、脳神経×筋肉×骨格の観点からアプローチします。 「長年の腰痛を根本から改善したい」「薬に頼らず自然な方法で治したい」方は、ぜひ一度ご相談ください。

