こんにちは。てあつい整体院の佐伯です(柔道整復師・国家資格保有)
当院には、「中腰作業で腰がズーンと重い」「デスクワークで、夕方には腰が痛い」「マッサージではもう効かなくなってきた」といった、深刻な悩みを抱えた多くの患者様が来院されます。
実は、そのしつこい腰痛の本当の原因は、あなたが思っている場所とは違う『神経の疲れ』にあるのかもしれません。 今回はそのメカニズムを、専門家の視点から徹底的に解説していきます。
「もう良くなったはずの腰が、また痛む」――その本当の原因、知っていますか?
「湿布を貼ったら一時的に楽になるけれど、すぐにまた痛くなる」
「整形外科では異常なし。でも、腰の痛みは続く」
「マッサージに行っても、その場しのぎにしかならない」
実はこのような“繰り返す腰痛”の背景には、脳と神経の働きが深く関係しています。
腰そのものに問題があるのではなく、脳が“危険”と判断した動きや姿勢に、過剰な痛み反応を起こすようになってしまうことが原因なのです。
「脳が痛みに反応しすぎる」状態とは?
ケガや炎症が治ったあとでも、痛みが続くことがあります。
それは、痛みの信号が何度も脳に伝わることで、脳がその刺激を「危険」と記憶し、反応しやすい状態になってしまうからです。
この状態を「中枢性感作(ちゅうすうせいかんさ)」といいます。
本来なら痛みを感じないような動作や刺激でも、脳が過敏に反応してしまう――それが、痛みが慢性化するメカニズムです。
つまり、あなたの腰痛は「腰のせい」ではなく、「脳が反応しすぎているせい」かもしれません。
腰だけでなく、脳と筋膜の“ルート”に着目したアプローチを
当院では、繰り返す腰痛に対し、脳神経・筋膜・骨格という多角的な視点からアプローチしています。
- TNブレイン:三叉神経への刺激で脳の興奮を落ち着かせる
- 筋膜マニピュレーション:身体のねじれや動作パターンの偏りを整える
- インナーマッスル強化・骨盤矯正:再発しにくい身体の土台をつくる
単なる“腰の治療”ではなく、「脳が正しく体を動かせる状態」を取り戻すことが重要なのです。
繰り返す不安から、あなた自身を解放しませんか?
脳神経へのアプローチを取り入れることで、こんな変化が期待できます。
- 日常の何気ない動作が、痛みを気にせずできるようになる
- 「また痛くなるかも」という不安が減り、気持ちに余裕が生まれる
- 仕事・家事・趣味にも前向きになれる
痛みをただ“抑える”のではなく、脳から根本的に整えることで、人生そのものの質(QOL)を取り戻す。それが私たちの目指す治療です。
いかがでしたでしょうか?
てあつい整体院では、神経学や解剖学などの学術的知見に基づき施術を行っています。
不調の背景は単純ではありません。
生まれ持った身体の特性と日々の生活習慣が掛け合わさり、脳神経・自律神経/筋膜・骨格/ホルモン・栄養/臓器機能などに多面的な影響として表れることがあります。
だからこそ私たちは、評価→施術→再評価を重ね、リセット→学習→定着の段階を丁寧に進めます。
そのプロセスを通じて、心身ともに変化を実感し”自分らしい”日常を過ごしていただけるよう支えていきたいと思っております。
※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。