こんにちは。てあつい整体院の佐伯です(柔道整復師・国家資格保有)
当院には、
「長年の腰痛で、どこに行ってもよくならない」
「一時的に楽になるけれど、また痛みが戻ってしまう」
そんな日常に悩まされている多くの患者様が来院されています。
実は、そのしつこい腰痛の本当の原因は、あなたが思っている場所とは違う「脳疲労」にあるのかもしれません。
今回はそのメカニズムを、専門家の視点から徹底的に解説していきます。
1. なぜ腰痛が長引くのか?
腰痛と聞くと「腰の筋肉」や「骨格の歪み」が原因と思われがちです。
もちろんそれらも大きな要因ですが、“神経”や“脳の疲労”が背景に隠れているケースもあります。
脳や神経は、痛みを感じたり、筋肉をコントロールしたりする「司令塔」です。
この司令塔が疲れてしまうと、筋肉や関節に余計な負担をかけたり、痛みを強く感じやすくなったりするのです。
2. 脳疲労って何?
脳疲労とは、簡単にいえば「脳の働きすぎ」です。
- スマホやパソコンでの長時間作業
- 睡眠不足やストレス
- 常に気を張っている生活
こうした要因で脳は常にフル稼働の状態になり、休む暇を失ってしまいます。
その結果、自律神経のバランスが崩れ、不調が現れるのです。
3. 腰痛と脳疲労のつながり
脳疲労が続くと、腰痛が悪化・長期化する理由には次のようなものがあります。
- 筋肉が緊張しやすくなる → 腰まわりが硬くなる
- 痛みを抑える機能が低下 → 少しの刺激でも強く痛む
- 姿勢を保つ力が低下する → 負担のかかる姿勢がクセになる
- 神経が敏感になる → 痛みが慢性化しやすい
つまり「腰そのもの」だけではなく、「脳と神経の状態」も一緒に整えていかないと、本当の意味で改善しにくいのです。
4. 脳疲労を疑うサイン
腰痛に加えて、次のような症状がある方は、脳疲労が関係しているかもしれません。
- 休んでも疲れが取れない
- 睡眠の質が悪い(浅い・途中で目が覚める)
- 集中力が続かない、イライラしやすい
- 首肩こりや頭痛も伴っている
- 光や音に敏感になっている
「腰痛だけの問題ではない」と感じたら、脳疲労の視点も持ってみましょう。
5. 改善のためにできること
脳疲労を整えながら腰痛改善を目指すには、日常生活での工夫と施術の両方が大切です。
日常でできること
- 深い呼吸やリラックスの習慣を取り入れる
- 良質な睡眠を意識する
- 適度な運動やストレッチで体を動かす
- スマホやパソコンから距離をとる「脳の休息時間」をつくる
- 姿勢や動作のクセを見直す
当院で行う脳疲労アプローチ
- 水素吸入:活性酸素を中和し、自律神経や神経細胞へのストレスを軽減。脳の回復を助けます。
- 鍼灸:ツボ刺激によって血流を促し、自律神経のバランスを整えていきます。
- TNブレイン:三叉神経へのやさしい刺激で脳の興奮を抑え、副交感神経を優位に導きます。
こうした施術と日常のケアを組み合わせることで、脳と身体の両面から腰痛改善をサポートしていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
てあつい整体院では、神経学や解剖学に基づいた施術を行っています。
不調の背景は単純ではなく、生活習慣や体質、脳神経・筋膜・骨格・ホルモンなどが複雑に関係しています。
だからこそ私たちは、評価 → 施術 → 再評価を重ね、リセット → 学習 → 定着のプロセスを大切にしています。
その積み重ねを通じて「心身の変化」を実感し、あなたらしい日常を取り戻していただけるようサポートいたします。
※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。