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脳と筋膜からみる腰痛治療

何をしても繰り返す腰痛…神経ルートの異常とは?

こんにちは。てあつい整体院の佐伯です(柔道整復師・国家資格保有)。

当院には、

「寝起きなのに腰が硬くなる」

「長時間の立ち姿勢で腰がズーンと重くなる」

「湿布や薬ではもう効かなくなってきた」

といった深刻な悩みを抱えた患者様が多く来院されます。


実は、そのしつこい腰痛の本当の原因は、あなたが思っている場所とは違う「神経の疲れ」にあるのかもしれません。
今回はそのメカニズムを専門家の視点から徹底的に解説していきます。

1. なぜ腰痛は繰り返し起こるのか?神経と腰痛の関係

腰痛は筋肉や骨格の問題だけではありません。

脳や神経が「痛み」をどう感じるかによって、大きく左右されます。

脳や神経は、常に様々な刺激を「インプット」します。
痛みに関して最新の神経学では「痛みは脳がつくり出すアウトプット」と考えられています。

特に以下の神経システムのどこかが乱れると、腰痛が繰り返し起こる原因となります。

  • レセプター(感覚の入口):古傷や皮膚の異常で「正しい感覚」を受け取れない
  • 末梢神経:圧迫や伝達不良で誤った情報が脳へ送られる
  • 脊髄:背骨の動きが悪く、信号が正確に伝わらない
  • 小脳:バランス感覚が乱れ、腰を支える筋肉をうまく働かせられない
  • 視床・島皮質・大脳皮質:痛みの情報を「強く感じる」ようになってしまう

2. 繰り返す腰痛を放っておくと起きること

腰痛を放置すると、神経系が「痛みを覚えてしまう」ことがあります。

結果として、わずかな刺激でも強い痛みを感じやすくなります。

  • 姿勢の崩れ(猫背や反り腰が固定化)
  • 筋肉のアンバランス(常に腰に力が入っている状態)
  • 睡眠の質低下や慢性的な疲労感
  • 痛みに対する不安やストレスの増加

3. てあつい整体院がご提案する、腰痛ケア

当院では、繰り返す腰痛の根本原因を評価し、それぞれに合ったアプローチを行います。

  • ハイボルト療法:末梢神経や脊髄へのリセット
  • トムソンベッド:骨格・姿勢の調整
  • 楽トレ(EMS):インナーマッスルを鍛え、神経と筋肉の連動を強化
  • 鍼灸やTNブレイン:自律神経や脳への働きかけ

施術では「リセット → 学習 → 定着」のプロセスを踏むことで、繰り返す腰痛の根本改善を目指します。

4. 日常でできる!簡単セルフケアと予防法(栄養編)

腰痛を繰り返さないためには、体の外側だけでなく栄養面のサポートも大切です。

食生活を整えることで、神経や筋肉の働きがスムーズになり、回復力も高まります。

  • たんぱく質をしっかり摂る:筋肉や神経伝達物質の材料となります(肉・魚・卵・大豆製品など)。
  • ビタミンB群:神経の働きを助け、疲労回復をサポートします(豚肉、玄米、緑黄色野菜)。
  • マグネシウム:筋肉の緊張をやわらげ、こりや痛みを予防します(ナッツ、海藻、豆類)。
  • オメガ3脂肪酸:炎症を抑え、自律神経やホルモンバランスにも良い影響を与えます(青魚、亜麻仁油)。
  • 水分補給:血流を保ち、老廃物の排出を助けるためにこまめな水分摂取を心がけましょう。

整体での施術と合わせて、栄養面を整えることが「再発を防ぐためのカギ」になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?


てあつい整体院では、神経学や解剖学に基づいた施術を行っています。


不調の背景は単純ではなく、生活習慣や体質、脳神経・筋膜・骨格・ホルモンなどが複雑に関係しています。
だからこそ私たちは、評価 → 施術 → 再評価を重ね、リセット → 学習 → 定着のプロセスを大切にしています。

その積み重ねを通じて「心身の変化」を実感し、あなたらしい日常を取り戻していただけるようサポートいたします。

※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。